モウソウチク抽出物とは?どんな効果があるの?

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モウソウチク抽出物という物質についてご存じでしょうか?

なんとこのモウソウチク抽出物、新型コロナウィルスについての不活化効果があるというプレスリリースが発表されている、今注目の物質です!今回は、そんなモウソウチク抽出物について詳しく解説します。

モウソウチク抽出物とは?

モウソウチク抽出物とは、竹の表皮を破砕して分離採集した「タケキノンパウダー」を、エタノールにて抽出したものです。

竹の抗菌効果は昔から注目を浴びてきました。竹の皮や葉っぱでお結びを結んだり、笹寿司や笹かまぼことして、竹の食品保存力は、日本人が古来より信頼してきた知恵の1つです。

モウソウチク抽出物は、そんな竹の食品保存性能に着目して誕生した天然由来の竹エキスです。

腐敗やカビ、害虫から竹の内部を守っている、竹の表皮を有効活用した除菌・抗菌・消臭成分がモウソウチク抽出物なのです。

鳥インフルエンザに対する不活化効果

鳥取大学農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの試験によって、鳥インフルエンザウイルスに対する不活化効果が確認されています。

試験管内で、ウィルス液に竹抽出物を作用させた結果、2時間の作用で、99.99%以上のウイルス不活化効果が確認されました。

ノロウイルスの代替ウイルスのネコカリシウイルスに対する不活化

大阪府立大学大学院獣医微生物学の試験によって、モウソウチク抽出物は、ノロウイルスの代替ウイルスのネコカリシウイルスでも不活化効果が確認されています。
※ノロウイルスそのものを使った実験は、危険性が高いため認められれていません。そのため、この実験ではノロウイルスの代替ウイルスとして認められているネコカリシウィルスを用いた実験を行っています。

モウソウチクの粉末をウィルスに30分間作用させることによって、99.99%以上のウィルス不活化効果があることが確認できています。

コロナウィルスへの不活化効果は?

モウソウチク抽出物を含んだアルコール製剤を開発・販売しているタケックス株式会社は、竹抽出物であるモウソウチク抽出物を含有するアルコール製剤について、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する検証試験を行い、15日後の99.99%のウイルス不活化効果を確認したと発表しています。

モウソウチク抽出物は、新型コロナに対しても効果があることが研究で明らかになっています。

まとめ

モウソウチク抽出物は、鳥インフルエンザ・ノロウィルス・新型コロナウィルスに対して効果を発揮する今注目の物質です。気になる方は、モウソウチク抽出物を含んだアルコール製剤を使用してみてはいかがでしょうか?

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