購入から数年が経過してバッテリーが劣化したゲーム機本体を未だに使用している方、多いのではないでしょうか?
- ニンテンドースイッチ
- ニンテンドー3DS
- PS Vita
などなど未だに現役で使っている人も多いはず。私も、5年前に購入したニンテンドースイッチを未だに使用していますし、2006年に購入した最初のニンテンンドーDSも未だに使用しています。
少し古くなった携帯型ゲーム機を利用している方によくある悩みが「充電がすぐ切れる!」、「バッテリーが劣化してしまった!」というものです。特に最近のゲーム機(ニンテンドースイッチなど)は内部で高度な処理を行っているため、その分バッテリーの減りが早くなっています。
バッテリーは消耗品なので使っていれば当然、性能は衰えます。しかし、携帯型ゲーム機は携帯してナンボ。充電がすぐ切れて持ち歩けないゲーム機なんて、魅力半減です。
ということで、今回は「携帯ゲーム機のバッテリーがすぐに切れる」問題に対処する方法を詳しく解説していきます。
バッテリーの基礎知識
一般的に、ニンテンドースイッチやDS、Vitaなどの携帯ゲーム機・スマホ・タブレット・ノートPCなど多くのバッテリー機器はリチウムイオンバッテリーを搭載しています。リチウムイオンバッテリーは基本的には消耗品で、充電と放電を繰り返すことによってバッテリーはどんどん劣化していきます。
劣化の要因は主に3つ。
- サイクル劣化
- 保存劣化
- 高温環境
以下、詳しくみていきましょう。
サイクル劣化
サイクル劣化は充放電を繰り返すことによって発生する劣化です。ある意味、使用していれば必ず発生する劣化なので、防ぐことのできない劣化と言えます。目安としては、500~800回程度バッテリーの使用を繰り返すと寿命が来ます。
保存劣化
保存劣化とは、バッテリーを満充電で放置したり、空の状態で放置したりすることによって発生する劣化です。満充電の状態や0%の状態で放置することは、バッテリーに高負荷を与えるため、なるべく避けるべきと言えます。ただし最近の電子機器は、画面表示上のバッテリー残量が100%や0%になっていても、完全な満充電状態や、深放電状態にはならないように設定されているため、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。
高温環境
バッテリーを高温環境にさらすこともなるべく避けましょう。高温環境下にバッテリーをもっていくと化学変化が活発に起こるようになり劣化が加速します。同じように、低温環境下で使用することもなるべく避けましょう。
バッテリーの劣化を防ぐ方法はただ1つ
バッテリーの劣化を防ぐ最も現実的な方法は、保存劣化を防ぐことです。そのためには、満充電状態での使用・保管、空充電状態での保管を避けましょう。
40~85%の範囲内で充電残量を収めることでバッテリーが長持ちするようになります。
ニンテンドースイッチのバッテリーを長持ちさせる方法
ここまで、バッテリーそのものの基礎的な使用方法について解説してきましたが、ゲーム機本体の設定を変更することによって、充電を長持ちさせることも可能です。ここではニンテンドースイッチを例に、ゲーム機のバッテリーを長持ちさせる方法について解説します。
①画面の明るさを設定する
画面の明るさはバッテリー消費への影響度大です。なるべく明るさを小さくすることで、不要なバッテリー消費を抑えましょう。
②バッテリー残量を表示させる
バッテリーの残量を表示できる設定にすることは意外にも重要。残量が一目見てわかるので、充電を節約する意識が働くようになります。
③自動スリープをオンにする
自動スリープをオンにしておきましょう。致し方なく画面をつけっぱなしでスイッチを放置しなければいけない状況になったときに役立ちます。
④バッテリー長持ちシールを貼る
バッテリー長持ちシールってなんだ???
と、思った人も多いはず。以下詳しく解説します。
バッテリーを長持ちさせるシールとは?
正直なところ、バッテリーが劣化した時の最も簡単な解決方法は、新品に買い替えることです。しかし、「まだ使えるのに買い替えるなんてもったいなすぎる!」そう思いませんか?
「本体は使えるけど、バッテリーの劣化だけが気になる」
そんな人に試してみていただきたいので、電磁波防止シールHETTARER(ヘッターラ)です。
HETTARER(ヘッターラ)とは
電磁波防止シールHETTARER(ヘッターラ)とは、シールを電子機器に貼り付けることによって、機械の動作の邪魔をする電磁波(高周波)を防止して、機器本来の性能や処理能力を引きだすという商品です。シールを張り付けるだけで、バッテリーへの給電速度が上がったり、消費速度が改善されたりといったメリットがあります。
「はっきり言って、ホントに張るだけで効果でるの?」と思ってしまいますよね。私も最初は詐欺商品なのではないかと疑いましたが、怖いもの見たさで購入してみたらマジで効果がでるんです。マジで(笑)。
バッテリーの持ちの長さが明確に改善されます。以下、ヘッターラを使って見た際のレビューになります。
ニンテンドースイッチにHETTARER(ヘッターラ)を貼り付けてみた
ニンテンドースイッチをヘッターラ貼り付け無し状態と有り状態でそれぞれ30分ずつ使用してバッテリーの減り方を検証してみました。
まずは、ヘッターラをスイッチ本体に張り付けた状態から検証スタート。(周りについているステッカーはスプラトゥーン2の特典シールなので、本件とは関係ありません)
使用前の充電残量は、59%。
この状態から30分間スイッチでYouTube動画を視聴した結果、充電残量は49%になりました。30分での充電減少量は10%ということになりました。
続いて、ヘッターラ貼り付け無しの状態で検証。
使用前の充電残量は49%。
この状態から30分スイッチを使用すると、37%になりました。30分での充電減少量は12%でした。
実験結果
ヘッターラ貼り付け有り/無しの状態で、2%も消費量に差がでました! 「2%くらい誤差では?」と思うかもしれませんが、長時間の利用を考えるとこれが大きな差を生みます。
ヘッターラ貼り付け無しの場合、1%充電を消費するのに2.5分使いました。つまり、100%の充電残量を消費するのに要する時間は250分です。
一方で、ヘッターラ貼り付け有りの場合、1%充電を消費するのに3分を要しました。つまり、100%の充電残量を消費するのに要する時間は300分ということです。
結論として、100%すべて充電を使用することを考えた場合、50分も充電減少スピードが改善されるということがわかりました。
※あくまでも個人の体験談であり、機能や効果を必ずしも保証するものではありません。
ヘッターラを使ってみた感想
実際にヘッターラを使用するようになってから、本当にバッテリーが長持ちするようになりました。マジで。
「ゲーム機本体を買い替えるほどでもないな……」
という人にはぜひ試していただきたい商品です。
バッテリーの交換も検討すべし
「本体を買い替えるほどでもない」という方は、バッテリーの交換を検討してみるのもアリです。というか、それがもっとも確実でしょう。しかし、古くなってきて生産終了したゲーム機などは、バッテリー交換をするのも難しい状況かと思います。そういうときにヘッターラが役立つかもしれません。
まとめ
携帯型ゲーム機にとってバッテリーは生命線です。持ち歩きに耐えうるバッテリーが備わっていなければ、携帯型である意味がありません。充電を長持ちさせる工夫をしながらゲーム生活を快適にしていきましょう。